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「巨人のイタチョコの星のシステム」感想文 [Books]


 前回の記事の古い「Mac Fan Beginners」の広告を見ていて、ついケンシロウさんに目がいってしまいましたが、お隣のイタチョコシステム・ラショウさん著のソフトハウス盛衰記「巨人のイタチョコの星のシステム」、R工房も前にこの記事でご紹介しておきながら感想などをまだ記していなかった・・と思い出し、ちょっとレビューを書いてみます。

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このヘナチョコさ、タダモノではない

ソフトハウスで儲けたい?
それなら本書が断然お薦めです!
やってはイケない悪い例が
どこよりも豊富に載って居ります
必見の反面教師の書なのであります
(「Mac Fan Beginners」広告より)

 この本は1995年10月から1999年3月にかけて「Mac Fan」に連載されていた同名の4コマ漫画にラショウさんのコラムと「イタチョコ戦力早見表」という一目でその時々のイタチョコシステムの資産がすぐわかるという表が追加されて出版された本です。
 そのおもしろさは・・もう格別で、"笑い"はもちろんですが・・ソフトハウス起業でなくとも・一回でも個人事業主としての起業をした・起業を志した・青色申告をしたことがあるような方なら・・"涙"なしには読むことができないのではないでしょうか。連載初回には『有限会社設立まであと500日』と始まったのに、あれよあれよという間に『-100日』とかになっていき、最後には『-735日』で終わってしまうという・・ラショウさんの壮絶な生き様が綴られています。

 巻末には「Mac Fan」で特集された『iTa-Fan』のカラーページなどの付録もあり、1999年発行時の価格は1,800円・・だけどごめんなさい、R工房はアマゾンのユーズドで帯付き・新品同様・初版(何版まで出たかは知らない・・)を購入しました。しかしっ上右の写真をご覧ください、あるウルトラCで☆なんとラショウさん直筆サイン&自画像を賜り、家宝ともなるべき一冊となりました。

 最後の「おわりに」に書かれたラショウさんの一言、この本を読んでほんとうによかったと思いました! ・・R工房の座右の銘となったその一言はナイショです、とても良い本なので、皆さまもどうぞ手に入れて読んでみてくださいー。




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古文書を見つけた!後編 [Books]

20100815163223.jpg そしてもうひとつ出てきた古文書・・じゃーんこれは『漢字Talk7.5 アップグレードガイド』です。これがあるってことは、その前の漢字Talkからアップしたってことですが・・そのあたりはもう忘却の彼方になっています。R工房が初めて"意識した"MacOSはこの漢字Talk7.5なのです。中を見るとやっぱり「フロッピーディスクドライブにインストール1 を挿入し」とあり、しかしここでおおっと思ったのは、

重要 付属のCDからシステムをインストールする場合、アップル社のCD-ROMドライブが必要です。

・・と書いてあるではありませんか、CDでインストールできるシステムだったんだ・・そうだパフォーマは買った時から漢字Talk7.5だったですもんね、どうも「漢字Talk」というネーミングが古めかしくて、それだったら"古文書"よばわりするのはかわいそうだったかもしれません。
 このマニュアルをぱらぱら見ていると見覚えのあるなつかしいアイコンなど出てきて、QuickDraw GXなんてのは機能拡張だったかと思うけど、PowerTalkって何かしらん・・これはMacに「十分なメモリが装備されていれば、PowerTalkのインストールが開始できます」とあるのできっと使ったことはないでしょう・・十分なメモリがあったMacなど、この頃のR工房宅にはなかったからです。


 そしてこの後「漢字Talk」の名前は消え、MacOS8.0、8.1、8.5、8.6、9.0、9.1、9.2と、OSXになってからは10.0、10.1、10.2、10.3、10.4・・・と忠実にアップしてきたというのに、なぜか今10.5と10.6は手つかずになっていて・・自分の用途には何も不足なく・このiMacG5はPPCということもありますが・・金銭的にはOS8.0のパッケージを買った頃がいちばん苦しかったのに・・この頃のようなMacを絶対使えるようになる! っという(燃えるような)熱情が欠けてきたのかしらん(=老化?)と少なからず動揺してしまったのでした。

 OS考についてはまた後日につづきを・・ということで、今はもうちょっと虹色リンゴの郷愁にひたっています(身近のOS9Macもめっきり減ったし・・)。

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古文書を見つけた!前編 [Books]

20100815163126.jpg 先回のAppleキーボード・ベージュを棚の上に戻そうとして、こんなの(←)が挟まっていたのを見つけました。「HyperCardBasics」と書いてあります。へーこれがまだたまーに巷で名前を聞くことのあるHyperCardのインストールマニュアルだったのねーと取り出してみました。
 このHyperCard全盛の頃・R工房はまだMac超初心者(今もペーパードライバー)で、そういったアプリケーションを使うどころかカラクラのADBマウスをいきなり引き抜いてしまうなどという暴挙をくり返しいつも大目玉をくらっていた時代です。なのでHyperCardとはナニモノなのか全然知らなかったのですが・・「HyperCardの基礎知識」という最初のページに、

HyperCardは、Macintoshコンピュータで情報を扱うための環境であり、ソフトウェア開発ツールとしてご活用いただける、新しいタイプのソフトウェアです。

・・と書いてありました。ソフトウェア開発ってどういうことができたのかなぁ・・青白G3のOS8.6にはインストールできるかしらん、ちょっと入れてみようか・・と思ったら、インストールディスクはフロッピーでした・・ものすごくたくさんあったフロッピーはだいぶ処分しちゃってて・残っているダンボール箱はきっと押し入れのすっごく奥です・・ま、いいやまたどうしようもなくヒマな時があったら試してみましょう(=あきらめる、と同意語)。ところでこの冊子なぜか2冊も同じモノがありましたが・・ヤフオクでも売れないでしょうねぇ。

stylewriter.jpg 同じ束の中に、こんな紙きれ(→)も入ってました。今はもう本体はなくなってしまった(誰かにあげたんだったか・・?) Appleのプリンタ Style WriterⅡのパッキングリストです。右画像クリックで大きくなりますので見てください・・これもインストールディスク(もちろんフロッピー)が5枚も!! 牛の模様をした犬みたいなのが出てきたやつでしょうか、このフロッピーのインストールって時間がかかるくせにちょっとコーヒー飲みに行ってたりすると「次のディスクを入れてください」とかの画面で止まっていたりして面倒くさかったですねぇ・・今のように勝手にむこうから「入れる」モノを判断して決めてくれる時代になるなんて思いもしなかった昔の古文書です。(後編につづく)

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大そうじのごほうび「ハーボット」 後編 [Books]

 とくにお叱りの言葉もなかったようなので(笑)、ハーボットのアイコンと壁紙をのっけてみたいと思います。まず「Mac People 2002年11月15日号」のおまけのCD-ROMをクリックしてみますと・・

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・・なつかしいですねぇ、この2002年11月のあたりは「最強のデスクトップ機 PowerMac G4 1.25G Dual」中心の特集は「.Macを攻略する」OSは10.2の「Jaguar」の時代です。ついこの間のような気がするのに・・このおまけのハーボットアイコン、まだOSX用とOS9用が両方入っていたのですよ。


 最初はまず・アイコンです・・と、ここでR工房はとつぜん気がつきました・・「アイコン」ってどんなファイルなんだろう・・Mac能力が低くて昔からあまりシステム深くに触れなかった自分は、アイコンのカスタマイズもしたことがなかったのです。このTigerで開けるのかしら、えいっとクリックしてみますと・・なぜかClassicが起動してGraphicConverterが開こうとしましたが、R工房はキーを取得してませんのでそれ以上進むことができませんでした。

harbot.gif なので・・もしかしてお楽しみにされていた方にはとても申し訳ないのですが、とりあえずフォルダの中身をそのままGIF画像にしましたので、とりあえずこれをご覧ください。解像度の関係か、左の画像をクリックしたのが100%の大きさです。このiMacの解像度を下げたら画像がぼやけてしまったので・・ごめんなさい、もっといい方法があったらどなたか教えてください。。
 サンボンとかデンボンとかトーボンとかひさしぶり・・! ダイボン・テンチョー・バンボン・フーボンはどこで見たかしら・・? もしかして有料の方だったのかな・・? なつかしいメンバーが揃ってます。


そして次は壁紙です。こちらは2枚入ってまして、下のjpeg画像がクリックで開きます。

harbot1.jpgharbot2.jpg


R工房もめずらしくデスクトップ画像を替えてみました。こんなふうです↓。まだわりとキレイです。
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・・久々にハーボットとのご対面、いかがでしたでしょうか。

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大そうじのごほうび「ハーボット」 前編 [Books]

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 6月に入ってからずっと家の大そうじをしていて、なかなか進まないで困っているのですが・片付けをしていてひとつすごくいいことがありました。ながらく探していたモノが見つかったのです。
 それが上の写真「Mac People 2002年11月15日号」です。この号を探していたわけは、そうです右部分:あのなつかしいハーボット(Harbot)の特集があったのです。

 2008年の夏に大好きだったハーボットとお別れになりもうすぐ2年になります。R工房はそのかわいい姿をなんとか残したいと思い、このブログのサイドバーに今でもスライドショーを貼っています。前から「たしかハーボットの記事の載っているMac Peopleがあったはずなのに・・」と探していたのに見つからず、この大そうじでやっと出てきました。ハーボットの特集、ということで大切に思ってか全然違う場所に保管していたのです。

harbot.jpg 今日はそれがうれしかったおすそ分けに、そのページをアップしました。左の画像をクリックしますと記事が大きくご覧いただけます。もしかしてこの記事でハーボットを知った方もおられるのではないでしょうか、R工房はこれを見て一目で好きになって・まず自分のHPへ、それからブログ(るり猫)の方へ引っ越ししたのです。ほんとうにかわいかったですよね。
 さらにうれしいことにこのMac Peopleには。おまけのCD-ROMにこのハーボットの特製オリジナルアイコン & デスクトップピクチャー が収録されていました! 次回後編でその画像をここにアップしよう・・と思いますが、そういうのってやっぱり版権とかに抵触するのでしょうか、「絶対ダメ」というご意見がありましたら次回アップまでにこっそりコメントから教えてください・・"販売"はしません、個人の楽しみです・・お願いします。

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元気なMacな人 [Books]

20090803224354.jpg 久々に読んだMac Fanといえば、藤原鉄頭さんの連載漫画「マックな人」も元気に健在でありました。すご〜いです。写真は前に この記事 でご紹介した手元にあるいちばん古い Mac Fan、1996年5月15日号の「マックな人」です。単行本第2巻が発売決定した頃で、これは第61話「パワーSEが欲し〜いの巻」で、スマートでかわいいデザインの一体型Macを求める、という内容でした。その後iMacが出て、よかったですね。
 さて今日なんで「マックな人」の記事にしたかといいますと、ちょっとうれしいというか驚いたことがあったからです。この藤原さんの検索して探したHP「鉄頭のホームページもどき」が、なんとあのなつかしい「homepage.mac.com」のアドレスとテンプレートを使っていたサイトだったのです。この7月7日に打ち切られた.MacのHomePage、藤原さんはもっと古い「iTools」という名前で使われていましたが・・こんなMacで有名な人でもHomePageを残してたんだ(もしかしたら放置?)とわかってうれしかったのです。記事日付は2004年のものでしたけれど。。他にブログもお書きですしね。
 こんなR工房でも決心がつかず結局HomePageを残したままにしてしまいました。自分のHPなのにもはや自分ではさわれないという不思議なことになってしまいましたが、案外そういうふうに残されたページも多いのかな・・と思いを馳せました。ちなみに鉄頭さんはテッドさんと読み、「てつあたま」と入力すると一発で変換されます。HPでは「ironhead」さんとなっていましたが。

タグ:MAC Apple Mac Fan
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Mac Fan いまむかし [Books]

20090731120048.jpg 実を言いますと、立ち読みも含めてMac雑誌の Mac Fan を手にして読んだのはほんとーに久しぶりのことでした。その証拠にホッチキスではなく背表紙のあるタイプに変わっていたのも全然知りませんでして・・マックユーザーとしてあるまじき態度と誹られそうですが、どうもこういう雑誌は、自分が使っているOSが最新のものでないとあんまり役に立たないのです・・Mac本体もその時の現行の機種であればとても有用ですが、そうでないとただうらやましいだけなんですね。。そのかわりといってはなんですが、昔続けて買っていた頃のMac Fanはまだだいぶとっておいてあります。
 写真は今手元にあるいちばん昔の Mac Fan Beginners で1998年9月号です。中山エミリさんは相変わらずかわいいですが、内容は・・あのボンダイブルーiMacがもうすぐ日本でも発売!と沸いていた頃です。当時R工房の相棒はパフォーマ5320、難しいMac Fan(笑)本誌よりももっぱら Begginers のお世話になっていました。

20090731120208.jpg この号のホットニュースは、なんといっても MACWORLD Expo にiMacをひっさげて現れたスティーブ・ジョブズ氏の記事でしょう。ここから始まったiMacとジョブズ氏の全盛時代でした。昨日Mac Fan掲載をお祝いしたくじゃく様のブログの この記事 で最近のジョブズ氏の写真を拝見したばかりだったので、やはり変わり様にがく然としました。ただくじゃく様によりますと服装はいつもこの組み合わせ、なんだそうです。

 ふと広告をのぞいてみると、内蔵HD(SCSI)が18.2GBで 197,000円!! 今の方がいいこともいっぱいあるのだ、と思い直す昔のMac Fanなのでした。

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くじゃく様、(祝) MacFan 掲載! [Books]

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 R工房の稚拙なMacの悩みにいつもご回答いただき、このブログにも度々コメントをいただいているあの Appleの大先生 くじゃく様のブログ「リンゴが好きでぃす♪2.0」が、Mac Fan 9月号 (2009/7/29)で紹介されましたっ! おめでとうございます!!

 その快挙をくじゃく様の記事で知り、さっそくMac Fanを買いに走った・・と書ければいいのですが、車の修理代にはじまり・夜遊びの散財・そして今回の神戸小旅行などでR工房財政は破綻、すみません、まず書店で立ち読みをしてきました。。ブログ紹介、インタビューもありましたので、皆さまはぜひお手元に取り寄せてご覧ください。
 Appleの本サイトよりずっと親切でわかりやすいくじゃく様のブログなので、当然といえば当然の掲載です。レイアウトやデザインもいつも凝ってらして、Macのように洗練されています。毎日の更新を楽しみに拝見するのですが、最近ヤフーオークションからくじゃく様ご推薦のMac出品が並ぶようになり誘惑をしりぞけるのがタイヘンになりました。それでなくともMac・周辺機器のお値打ち情報が満載なので・・。
 古いOS・古いMacばっかりのR工房がAppleの最新情報を逃さずにいられるのも、くじゃく様のブログのおかげです。次はぜひ Mac Peopleに・・! 朗報をお待ちしております。
タグ:MAC Apple Mac Fan
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