イタチョコ浄瑠璃に・・行ってきました・・(中編)

　ここで、もう一度イタチョコシステム様からいただいた案内ハガキを確認してみます。←左画像、クリックすると大きくなります。そこに、

　傀儡(くぐつ)琵琶を壊しちゃった
　・・苦悩、友情、愛情、忠義、鬱、入り乱れての、
　ああ壮大なる邪馬台みうじかる浄瑠璃！

皆さまは、これを読んだらどういったイメージをされますか。
　ここで注釈しなくてはいけないのは、R工房はとにかく芸能オンチで、時代もの・現代ものを問わず観劇に対する知識も興味もほとんどない人間だということです。その自分をして上の説明から得た想像図は・・

　昔・昔のこと、夕方のNHKで15分間、あの坂本九ちゃんが語り手で辻村ジュサブローさんの人形が演ずる「新八犬伝」という人形劇がありました。えーとリアルタイムで見ていまして、たまに2,3回とばしてしまうとすぐストーリーがわからなくなって苦労したものですが・・あの人形劇！ R工房がイタチョコ浄瑠璃にイメージしたものは、まさにそれだったのです。
　まず「浄瑠璃」を見たことがありません。それにいちばん近い経験と思われるのがもう20年以上も前に行った大阪能楽会館の「能」ですが、ほとんど寝てしまっていたため「見た」記憶がありません。

　しかしなんとなく高い台があって、人間は下で人形をあやつり、それに語りと演奏が加わるのではないかと思っていました。そんな頭でいたため、はじまった「イタチョコ浄瑠璃」・・

　イタチョコシステム様、ラショウ様、ほんとうにごめんなさいっ、でも正直に書きますと・・まるっきりわからなかったのでした。先に書きました「観劇オンチ」を割り引いて読んでください、まず舞台と観客の境目がなく(しいていうならカフェのテーブルが仕切り)、いきなり目の前・そこで始まったという感じで、動揺したR工房は最初から「入り込む」のに失敗して、お地蔵さんになってしまいました(「おじぞぞ・・」by 須賀原洋行氏の漫画)。

　あくまでR工房のセンスのなさによる衝撃と思われるので、内容を書くのは控えますが・・何より困ったのは、あまりに上演者と観客の距離が近いため、こちらがまずい反応をするとダイレクトに伝わってしまうのではないかということでした。隣にすわっていた家人も石になっている様子が伝わってきましたが、小声で会話をすることもできません。また他の20数人のお客さんも、どういった繋がりでここに来ているのか客層がよめないのと、わりと前の方に座ってしまったためどの程度の熱狂があるのかもわからずただただ呆然としてしまったのでした。。

　「苦悩、友情、愛情、忠義、鬱、入り乱れて」・・?　何より琵琶はいつ壊れたんだろう、どうしても「壊しちゃった」シーンがわからなかったんです・・あぁ、やっばり自分のように芸能を解する能力のない人間は見るべきじゃなかったと思いました・・2時間弱ほどで上演は終わり「この後もゆっくりご歓談ください」と言われましたがとにかくもうひとつの大きな目的、イタチョコグッズだけは見ていかねば・・とそそくさと立ち上がったのでした。(今度こそ後編につづく)

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イタチョコ浄瑠璃に・・行ってきました・・(前編)

　先回「行けそうになく残念・・」と書いてしまった イタチョコ浄瑠璃 に行ってくることができました!!　きっとR工房がこれ見よがしに残念そうにしていたのが同情を買ったのでしょう、家人が予定を変えて同行してくれることになったのです。
　イタチョコ浄瑠璃の場所は、神戸の中心地元町の駅近くの「さくらみかふぇ」です。写真のビルの3Fにあるそのカフェの店内はそれほど広くはありません。6時半の開場に5分ほど遅れて入り、受付で名前を書くと舞台(と思われる方向)に向かってもう5人ほどお客さまがいます。さてここで一つ目の?が・・スタッフの方に頼んだ1,500円の料金に付いたワンドリンク、同行の家人にはすぐジュースが来たのに、R工房のアイスコーヒーはいつまでたっても来ないのです。開演までに催促すればよかったのでしょうが、狭い店内で席に着いたらもう入り口の方には引き返せないようになっており、スタッフだと思っていたその方は出演者三人のうちのおひとり菊乃丞さんだったようで開演を前に準備に入ってしまわれました・・けっきょくアイスコーヒーは最後まで来ませんでした。。

　さて、手元にある案内ハガキによりますと、

　人形　ラショウ
　演奏　菊乃丞
　歌舞　鳥飼みやび (女性)　　　とあります。

菊乃丞さんはさっきの受付の方(コーヒーを忘れた方)、みやびさんはそれとすぐわかる方だったので残るは・・あそこに立っている男性がラショウさんにちがいありません!　けっしてあのイタチョコ漫画にあるようなおもしろい顔ではありませんでした。生ラショウさんです。

　7時を過ぎて店内は20人ほどのお客さまで満杯の状態です。4:1くらいで女性が多かったです。それも後半の?に繋がっていくのですが・・10分ほどについに開演となりました！(後編中編につづく)

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イタチョコ浄瑠璃関西公演のお知らせ をもう一度

一週間ほど前にイタチョコシステム様からメールが届きました。

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　　イタチョコ浄瑠璃
　　「傀儡琵琶を壊しちゃった」（くぐつびわをこわしちゃった）
　　上演のご案内

　　いつもお世話になってます！ イタチョコシステム=ラショウです。
　　イタチョコ人形浄瑠璃関西回公演のお知らせです。
　　7/26（日）です！

　　イタチョコ的な不思議造形の人形を駆使、生演奏の中での
　　笑いと涙の浄瑠璃ミュージカルが繰り広げられます。
　　昨年のイタチョコ浄瑠璃三部作を経ての、
　　反復をしないアーティスト、イタチョコ=ラショウの
　　新しい模索となります。
　　関西での公演機会はなかなかないので、
　　この機にどうかご来場下さいませ！
　　7/26（日）7:00 （開場は6:30）
　　チケット1500円（ドリンク一杯付き！）
　　【出演】
　　ラショウ（人形、語り）
　　鳥飼みやび（舞、歌）
　　菊乃丞（琵琶、ギター）

　　※当日はTシャツや他イタチョコグッズなどの
　　特別価格での販売もあります！

　　チラシはこのアドレスで見られます↓
　　http://harp.ruru.ne.jp/difficult/rasho/jyo5_1.jpg
　　http://harp.ruru.ne.jp/difficult/rasho/jyo5_2.jpg (←R工房注:マニアックなちらし、だそうです)
　　前売りチケットはhttp://itachoco.jp/で購入できます。

　　不躾なご案内メッセージにて大変失礼いたしました。
　　よろしくご検討下さい。

　　イタチョコシステム ラショウ

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　公演はあさって7月26日(日)です。R工房が行ける確率は5分5分、しかも当日まではっきりわからない予定でやきもきしていたのですが、なんと明日泊まり客が来ることになってしまいましたっ!　もともと同じ関西とはいえ大阪のはずれから出かけるには夜ということもありかなりキビシイ状況ではあったのですが、これで行ける可能性はかぎりなく0に近づいてしまいました・・せっかくのラショウ様直々のご案内をiTaだきながらなんと情けない・・そのうえグッズの特別価格販売もあるということなのに・・残念です。。。

　そこで、もう一度お知らせをして、せめてお近くの方がいらしたらぜひお出かけしていただきたくご案内申し上げる次第です・・お楽しみいただけますように!!

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イタチョコ浄瑠璃のお知らせ・・といただきもの！

　気落ちしたR工房は、先日届いたたくさんのイタチョコグッズにとても慰められていて、早くグッズのご紹介を、と思うのですがとりあえずこれを一番先にした方がイタチョコ様にもよろしかろうと思い、今日はイタチョコ浄瑠璃のお知らせです。

イタチョコ浄瑠璃第四回公演
「ア修羅とイ修羅」（あしゅらといしゅら）
7/3（金）〜7/5（日）、3日間5ステージ。最寄り原宿駅。
詳しくは、こちら です。

　そして、上のハガキ、これは
イタチョコ浄瑠璃関西公演
「傀儡琵琶を壊しちゃった」(くぐつびわ)
7/26（日）、最寄りJR元町駅。
詳しくは、こちら です。
ほんとうは5月24日の予定だったのがなんとインフルエンザ騒動で中止になり、関西公演はこれが最後になるかもしれないとのことです!

　R工房が関西在住なのでラショウ様がおはがきを入れてくださったのですが、戒厳令の出たお財布が果たして許してくれるかどうか・・!　お近くで見に行くことが出来る方、こちら にもラショウ様の「浄瑠璃へのおさそい」があります。お誘いあわせの上、ぜひどうぞ。それにしても、なぜ浄瑠璃・・?


　今日はこのブログに、たいへんな変化がありました! じゃ〜ん、左←を見て下さい! イタチョコ様のバナー! いた(iTa)だいてしまいました。うれしいですっ。これでこのブログの格がぐーんと上がった気がしますね。

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イタチョコグッズ到着 !!

　注文していた「イタチョコシステム」のグッズが届きました! この夏はイタチョコ三昧で過ごします。どのグッズも"鑑賞"にゆっくり時間をかけたいので、個々の説明・感想はその都度アップしていきたいと思います。

　左写真は今回のイチ押し「巨人のイタチョコの星のシステム」です。R工房は迂闊にも早とちりにもこの本をアマゾンマーケットプレイスで注文してしまったのですが、後でイタチョコシステムのネットショップでも販売されていたのがわかったのでした・・しかもサイン入りで。皆さまはぜひショップでご注文ください。

　右写真は、後列左からマンガ「イタスマニア=デビルさん」その1・その2、「野犬ロデム」巻の一「リトコ書」・巻の二「マツコ書」です。「野犬ロデム」巻の一「リトコ書」は、なぜかショップのリストから消えてしまいました。増刷はショップにお問い合わせください。

　前列左から「イタチョコ浄瑠璃関西公演」のお知らせ、これはこの5月24日の中止になった公演が7月26日に催されるようです。真ん中がいよいよゲームソフト、これはただ今ショップで販売中のMac OSX用ゲーム「南ソーイング里ミシン発見伝」です。今まで禁じていたOSX用ゲームをとうとう買ってしまいました。ますますネーミングに磨きがかかっていますね。

　そして、前列右は・・!　なんとオマケ付きでした!　最初これを見たとき、おぉっ! これはもしかして「ラシュキ」に書いてあった200円ガシャポンゲーム『マッチ箱の中のゲーム』?? とめちゃくちゃ期待して開けたら、ほんとにマッチが入ってました・・そりゃ、そうですよね・・オマケだもん。。でも「Rasho's Fire iTAChoco match」とパッケージにあったので、マッチを擦ったらほんとに不思議な光景が見られるかも。

　ゆっくり読もうと思うのに、今日「巨人の・・」を数ページがまんできなくて読んでしまいました。やっぱりこの本はマンガもコラムも最高におもしろいです〜。10年の時を越えて巡り会えて、感激です。

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"へなもん元祖"のイタチョコシステム

　昨日は「まだあった」などとたいへん失礼なことを書いてしまいました、イタチョコシステムの続きです。1996年5月15日号の Mac Fan ではラショウさんは大人気だったのです。1冊の中にイタチョコシステムの記事が4つ(1つは広告)も載っていたのですよ。
　いちばん大きな記事は、上の写真です。この号の特集1の「Macintoshゲーム羅針盤」という(当時)最新のMacゲームの紹介記事で、アクション・アドベンチャー・パズル,テーブル・シミュレーションと4つの分野のゲームが紹介された後、ラショウさんの"緊急寄稿"「ヘナチョコゲームワールド 〜ゲム夫とデザ子のなぜなにゲームデザイン入門」が見開き1ページにわたり、「シムライフ」「ポビュラス」をほめているようで貶し、最後に自前の「おませなおませな屋台大作戦」を自慢するという記事でした。

　次の記事は新作Macゲームの紹介記事で、この時は「無理矢理生命育成シミュレーション ニセミジンコのうそひみつ」(右)でした。イタチョコシステム製のゲームソフトはこの命名からもわかるように素直に「おもしろい」とは言えない一癖も二癖もあるもので・・でも昨日紹介したイタチョコシステムのHPのショップでOSX用のゲームを売っているのを見つけて、今誘惑と闘っているところですが・・とりあえずはマンガくらいから始めたほうがいいのかも。
　あとの2つの記事は、4コマ漫画「巨人のイタチョコの星のシステム」の連載第14話と、"陥落してしまった"1996年4月20日に秋葉原にOpenの「品数の少ないGoods店」の広告記事です。

　昨日・今日のこのブログ記事、何ひとつ「?」の項目がなかった方、Appleの大先生 くじゃく様が教えてくださった この記事 も見て下さい、歳がバレバレ・・だそうです。

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よかった・・イタチョコまだあった!

　AfterDark関連の記事が見つからないかしらと昔のMac雑誌を出してきたら、また別の記事につかまってしまいました。写真は1996年5月15日号の Mac Fan、家にあるMac Fan の中では一番古い号で、時はまだG3の発売前です。ソフトを調べるには広告を見るのが早道です。AfterDarkは・・ver3.0でした。何か記事はのってないかとページをパラパラやっていると・・目に入ってきたのは、あのなつかしい イタチョコシステム の「ソフトハウス盛衰記 巨人のイタチョコの星のシステム」
です!
　なつかしー好きだったんですこれ・・ラショウさんの漫画もセンスもほんとうにおもしろくて、後に書店でようよう発刊された単行本を見つけて少しでも売り上げに貢献しようとしたのにその時手持ちのお金がなくて買えず、Mac Fanも買わなくなってしまってそのまま忘れてしまっていたのでした。

　イタチョコシステムって、ラショウさんて・・今どうしてるんだろ、と急に気になり、ググってみました。よかったーあった!! しかも Wikipedia もあります。さっそくHPにいってみました。元気にご活躍中で、でもこの雑誌の頃にはあった店舗はもうなく、今はネットショップのみとありましたがこの5月にもイベントに出展とのこと、ソフトもずいぶん増えていました!　HPも読み物が楽しそう・・。

　さっそくソフトもほしくなってしまいましたが、今はまずあの時の贖罪に本を買おうと思い、アマゾンには中古本しかなかったけれど早速注文しました。ちょっと気落ちしていたところにすごく効く特効薬になりそうです・・皆さまもこの機会にぜひ一冊お手元にいかがですか?

イタチョコシステム公式サイトは、こちら です。

また、ただ今 イタチョコシステムのネットショップでも「巨人のイタチョコの星のシステム」の古本の購入ができます。皆さま、こちらで購入しましょう。

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