暮れにWindowsで四苦八苦

　友人の家で新しいWindowsを買うことになったのです。そのため前の古いパソコンをお嬢さん専用にしてパソコンのイロハからWordの文章作成までちょっと力を貸してあげることになりました。
　さてその古いパソコンとはR工房も過去に二度ほど遭遇したことがあったのですが、けっこうスゴイシロモノで・・Win機のことはもとよりぜんぜん詳しくはないけれど、XPとはいうものの・FDD付きだったりしてその年月を伺わせるのですが、一回目は「Num Lock」が知らないうちに解除されていたというだけだったのですぐ終わりました。
　疑念の雲がわき出したのは二回目・・何かのキッカケで光回線の接続がリセットされてしまったらしくその手助けに行った時に、そのWin機の起動がえらく時間がかかることに気がついたのです・・友人に聞くと、
「うちのパソコンは、主人が帰ってきてまず『PCに電源を入れておいてくれ』と言われて、そして主人がゴハンを食べてお風呂に入って二階に上がってくるとやっと起動している」「主人だけが使えて、私や娘がさわるとフリーズする」

　・・と言うではありませんか!!　たしかにR工房が試しても20分ほど起動に時間がかかり・IE6が開くまでにさらに15分ほど・・もちろん自分はWin機はぜんぜん詳しくないけれど・その自分をして「ここここのPCの中は△△△や×××でいっぱいなのでは・・」と十分思わせしめるものがありました。その場こそなんとか回線を繋ぎ直したものの、けっこうショックを受けて帰ってきたのです。
　世のため人のためセキュリティソフトを勧めるとか(一応話はしてみたんですが)、新しいパソコンを考えている話を聞いて「なぜそこでMacを勧めない・・」と、皆さま憤慨されることと思うのですが、自分の拙い知識で「パソコンの起動はそれくらい時間がかかるものだ」と普通に受けとめている方たちにたとえば外界の雑菌の話などをどこからどのように伝えていけばよいものかわからず・・なんとなく自分の方からパソコンの話をしなくなっていたのです・・コワくて聞けなかったとでも言いましょうか。。

　そのお宅で新しいパソコン・・そのセットアップから古いパソコンの初期化まで、とてもR工房の手には負えずWin上級専門家の力を借りて判明した事実・・古いWin機はメモリーが256MBだったのです・・自分はXPって最低でも512MBは必要なのだと思ってました・・起動が遅いのも挙動不審だったのもほとんどそこに原因があったらしいです。年内にリカバリーが必要な理由があって、昨夜大急ぎでAmazonにメモリー1GBの注文を入れました・・お急ぎ便で年内間に合うか?

　それが今日の午後ちゃんと届いたのです・・Amazonさんってほんとうにスゴイですね・・おかげでこの古いWinパソコン、きっと夢のように早いマシンと体感していただけることと思います・・とうれしく思うと同時に、「はっ! きっといつまでもTigerにしがみついてるR工房も、皆さまにはこう見えていたのかっ??」と雷のように悟りガクゼンとしてしまった2010年暮れの出来事でありました。。