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アルプスプリンタの仕組み [レガシーデバイス]

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 青白G3のSCSIに繋いだアルプスプリンタMD-2010Sでカラーの印刷をすると、紙が出たり入ったりをくり返します。プリンタの中にはCMYK4色のカセットが装着されていて、それが順番に各色の受け持ちをプリントしていくのです。
 写真左上からシアンの印刷が始まりました。印刷を終えると紙が元の位置まで戻り、次は右上のマゼンタです。続いて右下のイエロー、最後に左下のブラックを印刷するとやっと紙が排出されます。こういう仕組みなので、時間はインクジェットに比べるとだいぶかかるんですが・・紙が元の位置に正確に戻り、少しのズレもなく印刷されていくのはいまだにすごいなーと思います。あのプリントゴッコのマスターに製版することもできたのですよ。

 このプリンタは昇華型熱転写方式、アルプスのマイクロドライプロセス方式といいます。印刷する紙の種類が幅広く・カセットを替えれば金・銀のメタルカラーの印刷ができる・耐水性が高いなどいまだにR工房のつくりものには欠かせない働きをしてくれます。青白G3の復活によって早速早く仕上げたかったアイロンシートへの印刷をしました。アルプスプリンタの製造はもう行われていませんが、カセットも専用用紙もまだだいぶストックがあります。12年目になる長老にはまだまだがんばってもらいましょう。

タグ:MAC Apple alps
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